水彩画を写真から描く その1( 広角レンズ)

    2009/ 01/ 05
                     
    水彩スケッチを途中まで現地で描いて、帰ってから写真をみて描こうとすると・・・
    「あれ?デッサンがくるってる・・・」と感じた経験はないでしょうか。

    A                  B
    比較

    上の2枚の写真 A とB は、ほぼ同じ所から撮っています。

    A は 階段が長く、奥の家並みがいかにも遠くに見えます。
    しかし現地で見ていた風景は 実はB なのです。
    だからデッサンが間違っていたわけではありません。

    これはカメラの「広角レンズの性質」によって起こる現象なのです。
    カメラでは実際より、近くの物はより大きく、遠くの物はより小さく写るので遠近がこんなに強調されるのです。

    もう一例。今度は実際に描くための風景です。
                     

    コメント

            

    参考になりました
    神戸のTじい様

     なるほど!さすが!ガッテン ガッテン ガッテン!でした。

    数歩下がってズームで撮るというのは思いつきませんでした。

    いつも写真のまんまになるのが悩みでしたが。「広角で望遠のわがままな人間の眼」を制する、ヒントを得たような気分です。
    No title
    はじめまして。
    ボクも絵を描くときに写真をよく利用します。
    一眼レフで撮影するときは、両目を開いて、ファインダーの画像と肉眼の画像が一致するまでズームすると写真のパースペクティブが肉眼と一致します。また、露出オーバーの写真を撮っておくと写真ではつぶれてしまったシャドウが肉眼で見たときのようによく見えるので参考になります。

    でも、パースペクティブが強調された絵も、表現としては面白いと思いますので、写真的表現も積極的に作品に取り入れています。
    ありがとう
     KUROKAWA さま

      コメント有難うございます。
        
      構図はいつも迷っています。
      きつとどこまで行っても課題の気がします。

      おっしゃるように人間の目はまったく都合よく出来てますね。
      見据えてるものが大きく、そしてはっきり見えてますもんね。

      カメラの馬鹿正直で融通の無さよ (笑)


    お目にとまり恐縮です
     くどうさとし 様

      お目に止まり光栄です。
      丁寧なコメントまでいただき恐縮しております。

      プロの方も写真を上手く利用されていると聞き
      とても安心しました。

      一眼レフは操作も判り易くていいですね。
      コンパクトデジカメは小さいだけが取り柄で操作性が難、
      でも大半の人がこれ一本なのでなんとか簡易に露出オーバー   の写真を撮ることを考えています。